椎間板ヘルニア

はぁ〜、またヘルニアを話題にする日がくるとは・・・

大学４年生の時、俺はヘルニアの痛みに苦しんだ
腰よりヘルニアによる神経圧迫で左足の坐骨神経痛がひどかった

それでも最初はロキソニンで痛みを誤魔化して大学に行っていた
そのうち、ロキソニンだけでは痛みに耐えられなくなり
座薬（ボルタレン）を差して大学に行っていた

しかし全然良くならず、悪くなる一方
その頃は毎日の様に病院に通い、電気治療やマッサージを受ける
これが大きな間違いだった
行っていた病院が悪かったのか？マッサージによって痛みは悪化
この頃から毎朝、痛みで布団から出られなくなった

痛みで歩けない俺は飯も満足に食べれず、ただ布団の中で涙を流していた
当時は本当に何もできず「毎日、死にたい」って思っていた
心配になった両親が一人暮らしをしていたアパートまで迎えに来てくれて
両親の肩を借りて、足を引きずりながら親父の車まで連れて行ってもらった

ここから自宅で療養開始
針治療、いろんな整体に行ったけど一向に回復せず
むしろ悪くなる一方
遂に痛みで寝ることができない日が始まる
また寝ると筋肉が硬直する為、起きた時に恐ろしい痛みがあった
これは人生で一番痛い瞬間だったかもしれない
眠いのに痛くて寝れないのと起きる時の痛みが恐くて寝たくない
当時は毎日、1時間ぐらいしか寝てなかったと思う

もう俺は精神的にも肉体的にも限界にきていた
俺「お金かかるけどゴメン、手術がしたい」
親父「そんなことを気にするな、シドの方が大切だ！」
っと言ってくれた
親の優しさが唯一の支えだった
親への申し訳なさと愛情、自分の情けなさにめちゃくちゃ泣いた

それから入院して手術は成功
なんとか普通の生活を送れる様になった

ヘルニアで苦しんでいた頃から３年たった
ヘルニアで苦しんだ時に健康の大切さを学び
姿勢を良くする事を心がけ、腹筋や背筋もしている
今、俺は普通の毎日を過ごせている

俺は大丈夫だが今回は親父がヘルニアで苦しんでいる
先月ぐらいから腰が痛いと言っていた
そしたら今日、足が痺れだして歩けないと
クシャミも出来ないし、腰を曲げれないと言っている
俺のヘルニアの初期症状に大変似ている

世界一好きな親父、世界一尊敬している親父
手術をする事になったら俺が手術代を出す
親父の為なら喜んで金なんか出せる

ただの腰痛ならいいけど
どうか元気になって一緒にキャッチボールがしたいです